2011年3月21日月曜日

一人ひとりができること

今回の震災で、多くの人が感じたことは、当たり前の生活がいかにありがたいか、ということではないでしょうか。
電気があり、ガスが使え、蛇口をひねれば、潤沢な水が出る。
こんな当たり前のことができなくなると、人は本当に不安になってしまうのです。

実際いまだに被災地の方たちは、お風呂にも入れず、着替えすらままならず、きっと人生で最大のような不自由を感じているはず。
我が家は現在計画停電の地域内に住んでいるので、1日3時間程度停電になりますが、夜は不安ですし、寒い日は、停電中は布団にくるまる他に暖をとる方法がありません。

それでもたった3時間の話。
被災された方のご苦労や、不安に比べたら、実に微々たるものでしょう。

我が家は、できることから始める、というポリシーの元、計画停電中ではなくとも、不要な電気は使わないように、まずは電気ポットはやめて、保温ポットに変えました。
ファンヒーターも、できるだけ使わないように。
基本的には、もう用事がなければ寝てしまうことですね。

運よく今回被害になかった私たちは、同じ日本国民として、できることから始める。
協力できることは協力する。

今復興に向けて頑張っている方たちは、体調にはぜひ気をつけて、「明けない夜はない」と明日を信じて、生き抜いてほしいと思ってやみません。